니시다 샤토나, 아이치 현
折り紙作家の西田シャトナーさんの話を土台に
初級クラスでできる授業を考えてみました。
学生たちの想像力と創造力、そして表現力を伸ばすための
授業です。
もしよかったらご活用ください。
カブトムシやクワガタ、羊などの動物から、エイリアンや河童のような架空の生き物まで、オリジナルの折り紙作品を発表している西田シャトナーさん。作品を生み出すことは生物や宇宙の誕生と同じような意味をもつ。
オリジナル作品を初めて折ったのは小学校低学年のときでした。誰もが知っていて、たいていの人が折れる鶴。でもぼくは「これ、鶴とちゃうやろ」ってずっと思っていました。鶴のフォルムは長い脚としなやかな首が非常に重要だと思うんです。でも、あの鶴にはその二つともないし、何をしている姿なのかもわからない。もっと鶴に似たものが折れるのではないかとやってみました。それが、できたんですね。「ああ、できた。こっちのほうが鶴らしいよ」と思いましたが、誰にも見せませんでした。実は怖くて見せられなかった。お手本どおりに折るように教えられてきたので、そこからはずれることをしていいのかと思うのと同時に、「何やってんの?」「お手本と違うじゃないの」と笑われてしまうのではないか、直感的にそう思ったんですね。
幼稚園に通っていたとき、みんなでスイカを描きました。僕の絵を見てみんなが「間違っている」っていうんです。ショックでした。
僕の色覚(赤緑色弱)では赤い色がよくわからず、果肉部分を茶色に塗ってしまったのです。当時自分を色弱だとは知りません。だから、自分は見たとおり描いているのに笑われたと思っていました。もし黒鉛筆だけで描いたなら、隣の子よりもずっとスイカらしいスイカを描いていたと思います。でも僕の絵は笑われ、隣の子の絵はほめられた。見たとおりに描いて笑われるんだったら、いったいどうすればいいのか、何がOKで何がNGなのかわからない。人と違うことをすると笑われる。でも何をすると違うのか、同じなのかがわからないなかで生活を送っていました。
そんな状況でしたから、オリジナルの鶴を折ってしまったときも、また人と違うことをやってしまったという恐ろしさがあったのです。
원문은 여기로 http://www.tjf.or.jp/clicknippon/ja/mywayyourway/06/post-15.php