毎年(まいとし)、他(た)の先進国(せんしんこく)がうらやましく見(み)える日(ひ)がある。世界経済(せかいけいざい)フォーラム(WEF)の「ジェンダーギャップ報告書(ほうこくしょ)」発表日(はっぴょうび)だ。今年(ことし)、日本(にほん)は145カ(か)国中(こくちゅう)117位(い)で、去年(きょねん)より一(ひと)つ順位(じゅんい)を上(あ)げただけだった。相変(あいか)わらず、G7で最下位(さいかい)である。
そんななか政治分野(せいじぶんや)では、昨年(さくねん)の125位(い)から121位(い)に上(あ)がった。女性初(じょせいはつ)の首相誕生(しゅしょうたんじょう)が大(おお)きな要因(よういん)だという。ただ、高市政権(たかいちせいけん)では女性閣僚(じょせいかくりょう)の数(かず)は過去(かこ)の政権(せいけん)より減(へ)っている。高市首相(たかいちしゅしょう)は、選挙(せんきょ)で候補者(こうほしゃ)や議席(ぎせき)の一定割合(いっていわりあい)を女性(じょせい)に充(あ)てる「クオータ制(せい)」にも慎重(しんちょう)だ。
首相自身(しゅしょうじしん)、帰宅後(きたくご)も睡眠時間(すいみんじかん)を削(けず)って家事(かじ)をこなす様子(ようす)を自(みずか)ら発信(はっしん)する。こうした固定化(こていか)された女性像(じょせいぞう)からの脱却(だっきゃく)なしに、社会(しゃかい)の大(おお)きな変化(へんか)は望(のぞ)めないだろう。
報告書(ほうこくしょ)からわかるのは、日本(にほん)は教育分野(きょういくぶんや)では、男女(だんじょ)の平等(びょうどう)がかなり達成(たっせい)されているということだ。つまり、その後(ご)の結婚(けっこん)や出産(しゅっさん)、子育(こそだ)てといった段階(だんかい)を経(へ)るごとに、大(おお)きな格差(かくさ)が生(う)まれていく。
どの国(くに)でも男女格差(だんじょかくさ)の解消(かいしょう)は一朝一夕(いっちょういっせき)には進(すす)まない。「バトンを次(つぎ)の世代(せだい)につなぐ」と表現(ひょうげん)したのは、男女(だんじょ)の雇用格差(こようかくさ)の研究(けんきゅう)でノーベル経済学賞(けいざいがくしょう)を受賞(じゅしょう)した、クラウディア・ゴールディンさんだ。米国(べいこく)の過去(かこ)100年(ねん)を5世代(せだい)に分(わ)け、その世代(せだい)ごとの女性(じょせい)たちの生(い)き方(かた)を分析(ぶんせき)した。
それぞれが直面(ちょくめん)した壁(かべ)も、それを越(こ)えてゆくすべも、次世代(じせだい)へのバトンとなって女性(じょせい)たちの手(て)から手(て)に渡(わた)る。私(わたし)たちはどこまで走(はし)ってバトンを渡(わた)せるのか。次(つぎ)の時代(じだい)への大(おお)きな責任(せきにん)がかかっている。
私(わたし)たちはどこまで走(はし)ってバトンを渡(わた)せるのか。次(つぎ)の時代(じだい)への大(おお)きな責任(せきにん)がかかっている。 슬슬 다음 세대를 위한 바톤 터치를 위한 준비가 필요하죠. 누구 없어요??!